色葉工房の日記

仙台にある小さな手織り工房のおはなし。------------------日々のかけらを色々紡いでいきます。  

糸の道

「ようこさん、糸には道があるのよ。」

10年程前
沖縄 首里の小さな手織り工房で 私の染織修行がはじまった最初の日。
師匠が口にした言葉。
当時の私には、その言葉の意味もよく理解できなかったけれど、
未知の世界への入り口に立っているようで、
なんだかとてもワクワクしたのを覚えています。

今日は、
うっかりミス(カセ糸あぜの取り忘れ)で糸が絡まり
ぐちゃぐちゃに こんがらがってしまったおかげで、
その言葉を強く思い出しました。


普段なら5分で終わる作業に
絡まった糸をほどくこと数時間・・・
この10年間、結局私は何も成長していないんじゃないだろうか
と、ひとり反省しながら
それでもあせらずじっくり糸に向き合っていくと、
だんだん一本道が見えてきます。
それが見えると、最後まで一度も糸を切ることなく
無事 糸の端にたどり着くことができるのです。

10年前には全然見えなかった”糸の道”が
今の私には見えるようになったこと。
これもひとつの成長でしょうか!?

いや、
その前に初歩的なうっかりミスをなくさなければいけませんね~。

この白い糸(=些細な事)が、実はとっても大事!!
と、あらためて痛感した土曜日でした。
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