色葉工房の日記

仙台にある小さな手織り工房のおはなし。------------------日々のかけらを色々紡いでいきます。  

まとめ

今年で6年目になる棉栽培。
いろんな事がわかってきました。

◆枝・茎について
米棉は、赤みがあり、茎は長め
一方和棉は、緑色で、茎は短め
(和棉の方が、スペースをとらない)
背丈は、その年の天候・環境に寄って変わるが、
私の腰くらい~背丈を超えて、バンザイしたくらいの高さまで成長する。


◆花について
開花1日目 白い花が咲く
  2日目 同じ花が薄いピンク色に変わる
  3日目 今度は濃いピンク色に変わる

外国の棉は中心が白いが、
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和棉は中心が赤い。
(日の丸みたいです。)
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花が終わると、その下に緑色の実がなり、
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だんだん茶色に変わって、はじけます。



◆実について
1つの実は、3~5つの房からなり、
1つの房の中には種が5~10個程入る。
=1つの実から15個~50個の種がとれる。

そして はじけた実をよく観察してみますと、
米棉は、ボリュームがあって繊維が長く、上を向いてはじける
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和棉は、小ぶりで繊維は短めでねばりがあり、下を向いてはじける
(雨に強いためじゃないかと思われます。)
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◆まとめ
綿はあたたかいところの植物なので、
日本での棉の栽培は、仙台あたりが北限といわれてきたそうですが、
その年の天候・環境次第では、もっと北の地域でも栽培は可能と思われます。

こうして いろいろ違いがわかってくると、
やっぱり日本での栽培は 和棉の方が適しているのかもしれませんね。


種蒔き、収穫、糸紡ぎ、機織り。
種を蒔いてから布ができあがるまでを ひと通りやってみることで
どれくらいの時間と手間がかかるのかを知ることができます。

普段私たちの身の回りにあるタオルもTシャツも靴下も
綿製品は、とても手頃な値段で買うことができますが、
それもどこかの国の誰かが栽培した棉でできているわけで・・・
棉栽培を通じて、いろいろと考えさせられます。

綿に限らず、麻でも絹でも羊でも
糸の材料となる素材を大切にする気持ちを忘れないためにも、
綿栽培、今後もできる限り続けていきたいと思っています。



 



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